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楽しく痩せるコーヒー習慣!コーヒーマイスターが語る、コーヒーダイエットのススメ

サードウェーブのカフェが提供するおしゃれなこだわりのスペシャルティコーヒーや安くて気軽でどこでも飲めるコンビニコーヒー。
新たに様々なコーヒーが登場し、近年コーヒーはますます美味しく、身近なものとなりました。

コーヒーは、それこそ昔は身体に悪いかも……?と心配してしまうようなネガティブな情報が多く、敬遠されてきた時代もありました。

しかし、それもまた近年ではコーヒーの成分が次々に発見、注目され、健康に良い働きをする成分によって「コーヒーは身体に良い!」と一転してポジティブな評価も紹介されています。

そんな体にとってのメリットが注目され始めたコーヒー。
ある成分に注目してみると、なんと”コーヒーでダイエット”なんてことも期待できちゃうんです!

ダイエットと言えば、適切な食事制限と程良い運動。

もちろん大切なことですが、食べたいものを食べたいように食べられない、運動なんて苦手だけれど、健康的に痩せるためには始めなきゃなあ、と、制限や負担ばかりが増えるガマンの印象がありますよね。

そこを考えてみると”コーヒーダイエット”は一味違います。
ダイエットのために何かをガマンしてしまうのではなく、おいしいコーヒーを飲むことがダイエットの助けになってくれるんです。

制限や負担だらけのマイナス感情のダイエットの中に、楽しく美味しくリラックスできるプラスのダイエットを取り入れれば、ダイエットを楽しくすることだってできるかもしれませんね!

それではそんな”コーヒーダイエット”、どんな成分が役立ってくれるのか、どのように始めればいいのか、どんな効果が期待できるのか?
これから気になる情報をコーヒーマイスターの資格を持つライターのフレンネが紹介してまいります。

コーヒーに含まれる成分とは

コーヒーの成分と言われて、あなたはどんなものを思い浮かべるでしょうか?
やっぱりカフェイン?あるいは認知症対策をはじめとして、脳の機能を高めることに興味がある方なら、トリゴネリンも聞いたことがあるかもしれません。

コーヒーは農産物ですのでその成分は産地や品種、収穫年の気象条件、貯蔵方法によってそれぞれ異なったものになりますが、基本的には植物、コーヒーノキの果実のタネである以上、繊維質や糖類などの炭水化物が最も多く含まれています。

それからたんぱく質、脂質、クロロゲン酸、リグニン、カフェイン、トリゴネリン……と続いて様々な成分がコーヒー豆の中にはあるんです。

コーヒーに含まれる成分:意外と少ないカフェイン

そして、それらの成分は生豆焙煎豆では更に変化、増減することで更に複雑になり、まだまだ生豆の14%、焙煎豆の31.7%は不明成分、解明されていない未知の世界だと言われています。

実は有名なカフェイン、知っている人は知っているトリゴネリンはそれぞれ生豆、焙煎豆ともに1%程度しか含まれていないそうです。

元気を出したい、眠気を覚ましたい時に頼りにするカフェインですが、実際の含有量は意外にも少ないんですね。

実はカフェインにもダイエットに役立つ効果がありますが、そんなカフェインをよそに知らず知らずのうちに摂取している他の成分に、コーヒーダイエットの鍵になる重要な成分があるんです!

コーヒーに含まれる成分:クロロゲン酸(ダイエットの鍵)

そんな複雑で未知なコーヒーに含まれる成分の中で、今回のコーヒーダイエットで特に注目されているのがクロロゲン酸。

先程の成分の話の中ではカフェインよりも先に名前が出ていましたね。
それはつまりカフェインより多く含まれている成分だということ。

ちなみに生豆では7.6%程度、焙煎豆では3.5%程度含まれていると言われています。
実際に私たちがコーヒーとして飲むことになります焙煎豆で比べてもその含有量はカフェインの3倍以上ですね。

クロロゲン酸、一体何者なのか?

クロロゲン酸はワインやチョコレートで耳にすることも多いポリフェノールの仲間で、また紅茶に多く含まれることで有名なタンニンと似た働きをする物質です。
冷めてしまったコーヒーが白く濁ることがありますが、それはこのクロロゲン酸とカフェインによる濁りだそうですね。

紅茶のアイスティーを作る際に冷やす速度が遅くなってしまった場合、クリームダウンと呼ばれる白濁現象が起こりますが、この白濁はタンニンの仕業なので、そこを思い浮かべて頂けると想像しやすいのではないでしょうか。

また、ポリフェノールの仲間、タンニンに似ている、と言われることから想像することができるかもしれませんが、渋味や酸味、甘味など、時には雑味と言われてしまうこともある複雑な味覚を呼び起こす、不思議な成分です。

そのクロロゲン酸、なんと美容や健康の話題では欠かせない抗酸化作用が期待されています。
実際にラットでの実験をはじめとして、食後の血糖値上昇を抑えてくれる働きが確認されているそうです。

カフェインでは効果が認められなかった糖の分解を妨げる作用がクロロゲン酸ではその有効性が見られたそうです。

こうした働きから、クロロゲン酸はカフェインとは違ったコーヒーの効果を代表する成分の一つとして注目され始めている期待の成分です。
そしてどうやら、日本人はコーヒーのクロロゲン酸によって最もポリフェノールを摂取している、というデータもあるようです。

つまり、コーヒーを飲む習慣のある方々は気付かないうちにクロロゲン酸によって健康になっていた、なんてこともありそうですね。

コーヒーの健康に良い効果は注目のクロロゲン酸だけではなく、他の成分にもそれぞれの作用があります。
もちろんクロロゲン酸の比較として出したカフェインにもクロロゲン酸とは違った面からダイエットに役立つ効果があるんです。

カフェインの効果はご存知の通り覚醒・興奮作用。また、血圧上昇や利尿作用といった働きもあります。
ここからはクロロゲン酸の効果も含めて、これらの効果がどのようにダイエットに役立つのか、見ていくことにしましょう。

【コーヒーダイエットの仕組み】

クロロゲン酸の抗酸化作用で活性酸素を除去!

先程紹介しましたクロロゲン酸による抗酸化作用。
しかしながら、抗酸化作用が一体どのようにダイエットに関係してくるのでしょうか。

抗酸化作用と聞けばまずアンチエイジングを想像されることでしょう。

活性酸素は体に酸素を取り入れる上で利用した酸素の2%程の量が自然に発生するもので、体内に入った細菌から持ち前の酸化力で防御したり、各種の酵素を活性化させたりするなど、健康維持のためにも働くものですが、ご存知の通りシミ・シワといった肌荒れ、あるいは生活習慣病の原因となるものでもあります。

そんな活性酸素に対してその発生を抑え、酸化作用を抑制し、また活性酸素によって受けたダメージに対する修復効果が抗酸化作用として期待されています。

その抗酸化作用を発揮する成分は年齢とともに減少する傾向があるようなので、日頃の生活に抗酸化作用を持つ成分を取り入れていくことが、健康な体を作る助けになります。

そもそもダイエットの理想は健康的に痩せ、活動しやすく魅力的な身体を手に入れることにあります。

その理想からすれば、過度な食事量の制限や食事の種類制限、過剰な負荷や活動量の運動による無理なダイエットでは、活性酸素の発生が増えながらも抗酸化物質を取り入れることが難しいため、痩せていくと同時に老化が早く進んでしまう恐れがあります。
その上、様々な制限や負荷によるストレスもまた、活性酸素の増加要因になるそうです。

そのため健康的なダイエットは、ストレスフリーとは流石にいかないまでも、過度なストレスを抱えないようにしながら適度で効果的な運動と食事を続けていくことで実現します。

つまり、キレイに痩せるためにも、コーヒーを楽しみながらストレスを軽減して、同時にクロロゲン酸の効果で体内の活性酸素に対処する、心も体も健康的なダイエットを実現したいところですね!

クロロゲン酸による脂肪燃焼の促進

また、クロロゲン酸には抗酸化作用だけでなく、脂肪の吸収を妨げるとともに、体に蓄えられた脂肪にも働きかけ、燃焼させる作用があります。
まさにダイエットにうってつけの効果ですね!

元々ダイエットで落としたい余分な脂肪とは、体内に取り入れた余分なエネルギーを蓄えられるように変換して皮下や内臓周辺の白色脂肪細胞に貯蔵したもの、中性脂肪です。

そして脂肪の燃焼の仕組みは、この中性脂肪を再びエネルギーとして利用できるように膵臓を中心に分泌されるリパーゼという酵素によって遊離脂肪酸に分解し、それを人体の活動によって実際に消費するというものです。

上に書きましたクロロゲン酸による脂肪燃焼の促進効果は、この一連の仕組みにおいて遊離脂肪酸に分解するところで役立ちます。
ということはコーヒーを飲んでクロロゲン酸を取り入れても余分な脂肪を利用できるエネルギーとして使い易くしてくれるだけなので、そこからは実際のエネルギー消費が必要です。

仮に分解こそしたもののエネルギーが消費されないとなればそのエネルギー(遊離脂肪酸)は肝臓に向かい、再び中性脂肪として貯蔵し直されてしまうとのこと。

そうならないためのエネルギー消費と言えば……運動ですね。

もちろん運動自体にもエネルギーを得るために脂肪の分解を促す効果がありますから、やっぱり適度な運動を行う必要があるんです。
「適度な運動」。こればっかりはどうしても避けては通れませんが、それでもクロロゲン酸を摂って脂肪燃焼の効率を上げることで、運動による脂肪燃焼の効率を上げることができます。

それだけでなく、おいしいコーヒーを飲むことによるリフレッシュ、カフェインによる覚醒・興奮作用が気持ちの上でもダイエットのための運動を助けてくれます。

そのカフェインの覚醒・興奮作用は内臓も活性化します。
すると、活性化された内臓から脂肪分解酵素のリパーゼが盛んに分泌され、活発に働くようになります。

こうして、クロロゲン酸だけでなくカフェインによっても、体内の脂肪がエネルギーとして分解される脂肪燃焼効果が期待できます。
コーヒーは単一の成分によるものではなく、それぞれの成分が脂肪の燃焼に役立っているんですね。

コーヒーに含まれるその他の成分も、香りや味覚に関わるものとして自律神経活動を高めて脂肪の代謝を促す効果が得られるのではないかと言われています。
どうやらカフェインレスのコーヒーにおいても(もちろんクロロゲン酸は含まれています)、はっきりと脂肪代謝の向上効果が認められているようですね。カフェインが苦手なあなたも安心してコーヒーダイエットができます。

カフェインによって代謝がアップ

更にカフェインは、その覚醒・興奮作用からなる血圧上昇によって血流を促進します。

すると体温の上昇によって新陳代謝が活発になり、汗をかきやすくなります。
そのため、コーヒーを飲んで有酸素運動を行うことで代謝の面から見ても効率の良いダイエットが可能です。

暖かいコーヒーであればそれ自体が体を温めてくれますので、より一層効果的ですね。

また、利尿作用もまたカフェインと聞いて思い浮かぶ代表的な作用の一つでしょう。

シンプルに言ってトイレが近くなる利尿作用には面倒な印象があるかもしれませんが、排尿もまた大切な新陳代謝。尿として体内の余分な水分や塩分、溜まった老廃物を排出しやすくする作用はダイエットにとっても、健康の維持にとっても重要な効果と言えます。

とりわけ余分な水分が出ていくことで、むくみを解消する助けとして役立つのも嬉しいところですね。

【ここまでのまとめ】

近年体に悪いどころか体に良いと注目されつつあるコーヒーの健康効果。

クロロゲン酸、カフェインをはじめとした諸成分によって、抗酸化作用、脂肪燃焼の促進、代謝アップに役立ち、ダイエット効果が期待できます。

そこで適度な運動、食事といった基本的なダイエットにコーヒーを積極的に取り入れることで、ダイエットをますます効率的でストレスのたまりにくい、楽しいものにしていきましょう!それがコーヒーダイエットです。

 

”コーヒーダイエット”にふさわしいコーヒーとは?

コーヒーの様々な効果が心身をともに活発にし、ダイエットに役立ってくれるのは以上の通りです。
だんだんと健康的なコーヒーダイエットをするためにはどんなコーヒーをいつ、どのように飲めばいいのかな?と色々なことが気になってきていますでしょうか。
ここからは、そうした疑問にお答えいたします。

どんなコーヒーでもいいの?カフェインレスでもいい?

基本的にどんな品種・地域のコーヒーにもカフェインとクロロゲン酸は含まれていますので、このコーヒーはダメ、ということは特にありません。

おいしさや好みに対応できるだけの種類の多さからすれば豆から淹れるコーヒーをオススメしたいところではありますが、インスタントコーヒーや缶コーヒーにもちゃんと健康成分が含まれていますので、楽しくかつ続けやすいものを選ぶのが一番です。

ただし、糖分や油脂の含まれている缶コーヒーやコーヒー飲料は当然エネルギーをそこから得てしまうので、ダイエットを考えるのであれば向いていないと言えます。

また、上で述べましたようにクロロゲン酸を取り入れるだけでも効果はありますので、カフェインが苦手なあなた、カフェインを控えたいあなたはカフェインレスのコーヒーを選んでも問題ありません。
もちろんカフェインがない分効果が減ることは間違いないのですが、それ以上にクロロゲン酸を摂取することやおいしいコーヒーを楽しむことを始めた方がずっと健康的です。

浅煎りコーヒーがオススメ!地域の選び方

折角コーヒーダイエットとしてコーヒーを飲んでいるんですから、おいしいだけではなく、その健康効果を持つカフェイン、特にクロロゲン酸をたっぷり含んだコーヒーが飲みたいですよね。

ただし、やはりコーヒーは農産物であり、品種・土地柄・その年の気象条件などによってその成分はある程度変動します。

その上、生産者や各コーヒー業者の熱心な働きによって日進月歩で品種改良や栽培技術・環境の向上、輸送技術、焙煎技術の進化を続けているのがコーヒーの世界です。

そのためこの土地の品種が最高!とここで言い切ることは、その条件が変化に富み過ぎている以上できません。

そこで今回は、コーヒーダイエット用のコーヒー選びの際に品種や土地はさておき、浅煎りのコーヒーを中心に探してみることをオススメします。

その上で強いてお勧めの地域の選び方を挙げるのであれば、浅煎りの酸味を強烈に感じて爽やかになりたい!というあなたにはインドネシアのマンデリン、そこからすこし穏やかで、華やかな甘みのある方が良いのであればアフリカ:ケニア、エチオピアのコーヒーを選んでみるときっと楽しめること請け合いです。

ともすればマンデリンは深煎りのイメージですが、レモンのようだと言われるほどの酸味の強さや独特の香りとのバランスをとるために苦味を出す深煎りが定番となってきた歴史によるもので、絶対の条件ではありません。

質の良いマンデリンの浅煎りには新たな世界が広がっていますよ。

逆に、酸味が苦手かもしれないあなた、酸味ばかりが目立たず、苦みや深みも含めたバランスを取りたい、というあなたには中南米:グァテマラ、エルサルバドルなどの深みのあるコーヒーがそのリクエストを満たしてくれるはずです。

それでも酸味が気になる場合は、質の高いきれいな酸味のために豆の予算を一段階上げるか、苦味を増し、酸味を抑えるために少し煎りの深いものを探すと良いでしょう。

また、決めきれない場合にはブラジルのコーヒーをいくつか選びますと安定感があります。そのあとで酸味が欲しいか、抑えたいかを決めるのも良い手段ですね。

なぜなら、クロロゲン酸もカフェインも生豆から焙煎して焙煎豆、いわゆるコーヒー豆に仕上げる際に、熱によって分解されてしまうからです。

始めの方にも書きましたが、特にクロロゲン酸については生豆で7.6%から、焙煎豆では3.5%まで減少してしまうようです。
焙煎度合にもよりますが、焙煎を通して生豆を煎り焦がしていく中で、半分以下にまで減少してしまうんです。

〜よくある誤解〜
濃度が薄ければカフェインも少ない?
日本でアメリカンコーヒーと呼ばれるアメリカでのコーヒーの飲み方はそもそも浅煎りのコーヒーを多めのお湯で抽出したもの。

つまり浅煎りによるライトな風味のコーヒーのことですが、濃度が薄い、お湯割りのコーヒーとしての誤解を受けることが多々あります。(ちなみにアメリカーノはエスプレッソのお湯割り。エスプレッソの国イタリアのアメリカ風コーヒーといったところですね)これは本場式のアメリカンコーヒーが薄い、割ったコーヒーであれば、カフェインも少ないんじゃないの?と、前提の違った想像をさせてしまう誤解です。

実際には浅煎りのカフェイン含有量が多いコーヒー豆を使っていますから、一杯当たりのカフェインは通常サイズ、浅煎りではないいわゆる「普通の」コーヒーよりもむしろ多いことになるんです。

ざっくりとした比べ方をすれば欧米系の体質とアジア系の体質を比べると欧米系のカフェイン耐性が低いことは確かなようで、そこも誤解のタネなんでしょうね。

さらにややこしいことには、濃いコーヒーそのものなエスプレッソ。
逆にこれはかなりの深入り豆を使用することが多く、また抽出法の関係で豆がお湯に接する時間が短いため、コーヒー豆のグラム当たりのカフェインの含有量が実は少なくなるんです。

ただし一杯に多くのコーヒー豆を使っているため、一杯当たりのカフェイン含有量が多いことは間違いありません。さらにややこしいことになってきましたね。

ともあれ、浅煎りのコーヒー豆でコーヒーを淹れることで、クロロゲン酸やカフェインをより多く摂取することができます。

浅煎りは華やかでいてすっきりとした酸味・香りのする軽い飲み口のコーヒーになりやすい傾向がありますので、運動のタイミングでも普段の楽しみとしても、気分を爽やかにしてくれます。

苦味が抑え目なことも、好みには依りますが飲みやすいかもしれませんね。

ホット?アイス?コーヒーの抽出温度で最適なのは?

コーヒーとして抽出ができればどの温度でも大丈夫ですが、高温の方がカフェインが効率よく抽出されます。

水出しコーヒー(水出し緑茶も)にはあまりカフェインが含まれないのはそうした理由です。

抽出器具、方法も自由ですが、一番のオススメはお湯に豆が触れる時間の長いフレンチプレスで、次点が扱いが楽でそれなりに豆がお湯に触れ、雑味の少ないペーパードリップです。

エスプレッソ、エアロプレス、マキネッタでは一瞬でお湯が豆を通り過ぎますので、十分にカフェインが溶け出さない性質が不向きと言えます。

サイフォンは手入れ、抽出のコツをつかむことが大変ではありますが、抽出の性質からすれば向いている方です。
インテリアとして映えるのも良いですね。他の方法は抽出温度や入手性、煩雑さに問題があるでしょうか。

尚、抽出した後の温度変化は問題ありません。コーヒーダイエットとしては、カフェインやクロロゲン酸の吸収効率や体温の上昇を考慮すればホットが望ましいでしょう。

せめてアイスコーヒーにする際は水出しとして作るよりも、お湯で抽出したものをアイスコーヒーにする方が抽出時間も短く済み、理想的です。

ただし体温を下げると代謝も落ちてしまうので、ホットも交えつつ、程々に飲みましょう。

浅煎りのアイスコーヒーにあまりイメージがない方もいらっしゃるかもしれませんが、きらきらとした酸味の刺激的な、すっきりとしたドリンクに仕上がります。またその際は、ゆっくりと冷えたコーヒーではカフェインやクロロゲン酸の一部が白濁の原因となるので、氷で一気に冷却することをオススメします。

クロロゲン酸は焙煎によって分解、変化してしまうことは確かなことなので、熱に弱いというイメージは間違っていません。
しかし、そのイメージからか、お湯の温度が高いとクロロゲン酸が失われてしまうと紹介されることもあります。

ですがこれは誤解です。
クロロゲン酸の融点は208℃であって、基本的には高くて100℃なお湯の温度でどうこうできるものではありません。

あくまで焙煎時、炎とそれに炙られた金属による高温の空間にあってはじめてクロロゲン酸が変化してしまう温度になる、そこでは熱に弱いと言われる話なのだとご理解ください。

つまりカフェインとクロロゲン酸を効率的に摂取できるコーヒーの抽出温度はそれなりの熱湯であれば自由です。

ぜひこだわりの温度・淹れ方を見つけて、美味しいコーヒーを楽しんでください。
アイスコーヒーにしたい場合は、そこから急冷するのが望ましいでしょう。

【コーヒーダイエットのための飲み方】

おいしいコーヒーを手に入れたら、後は飲むだけです。しかし、コーヒーダイエットのことを考えると、効果的な飲み方のポイントがいくつかありますので、紹介いたします。

効果的な飲むタイミングは?

脂肪の吸収、及び食欲を抑えるために昼・夕食後に1杯運動の30分程前に代謝を上げるために1杯入浴の30分前に代謝を上げて発汗作用を期待するために1杯として、1日に3~4杯(夕食と入浴前を合わせて1杯としてもOK)飲む習慣が望ましいとされます。

朝食後にコーヒーを飲まないのは、体内時計のリズムを調整するホルモンでありますコルチゾールに任せて体を起こすためです。

カフェインの覚醒作用によって目を覚ます習慣を続けるとこのコルチゾールの分泌が不安定になり、体内時計のリズムが崩れることでストレス耐性に効果のあるセロトニンの分泌が妨げられることに繋がります。

また、コーヒーの飲み過ぎはカフェインの過剰摂取を招き、過度な覚醒作用が刺激となって自律神経の不調を招きます。

すると代謝が不安定になるばかりでなく、不眠やストレスの原因になるなど、ダイエットにとって逆効果となってしまいます。

何事も適量があるんですね。ちなみにコーヒーの1日の摂取目安量は3~4杯だと紹介されていますので、やはり1日に3~4杯飲む習慣が理想的です。

砂糖やフレッシュを入れてもいい?

砂糖やフレッシュは単純に糖分と脂質(それも植物由来のトランス脂肪酸)ですので、控えた方が賢明です

とはいえそれでもブラックは苦手、ダイエットのためでも続かないという意見も理解できます。

おいしいコーヒーを飲みながら楽しんで続けられるダイエット、という魅力がコーヒーダイエットにはありますからには、妥協点を探しましょう!

一番メジャーでカロリーも抑えられるのが豆乳によるソイラテです。

フレッシュの代わりに少量加えることで、苦味・酸味を打ち消すまろやかさと自然な甘みを加えることができます。
豆乳独特の匂いは、少量ずつ使い続けることによってそこまで主張せず、比較的慣れやすいでしょう。

それでもダメ、どうしても甘さを加えたい!という場合には、食後に飲む分を食事中に回し、糖分を摂取して血糖値を上昇させることによる満腹感で食事自体の量を抑えるのも一つの手段です。

砂糖ではなく、黒糖やはちみつに置き換えることでカロリーを抑えたり、他の栄養も摂ることができると幾分マシでしょう。

苦いのはダメかも、というあなたのために

コーヒーは苦いものだから、やっぱり砂糖が欲しい。そう考える人に、ちょっとだけ聞いてほしいお話です。

私は色々な人に向けてコーヒーをオススメしているのですが、「コーヒーは苦くてキライ、砂糖とフレッシュある?」とおっしゃる方もやっぱりいらっしゃいます。

ただしある時、そんな私が出会った砂糖を入れないとダメ、と考える方の中には、「苦いのはそこまでダメじゃないけれど、コーヒーに混ざった砂糖の風味がおいしいんだよ」と言う方がいらっしゃいました。

私は色々なコーヒーを飲み比べたいのでブラックを中心に飲んでいますが、そう聞いて試しに飲んだコーヒーは、なるほどおいしかった覚えがあります。

コーヒーよりも砂糖が主役で、言わばコーヒーが砂糖をおいしくしているんですね。それからカプチーノもよくよく考えれば牛乳がほとんど、実は主役は牛乳じゃない?と、ふと思うこともあるくらいには発想が柔らかくなりました。

そんな経験のある私は一方で、コーヒー単体で砂糖が入っているようなまろやかさ、華やかさ、そして甘さを感じるようなコーヒーに出会ったことが何度もあるんです。

例えばエルサルバドルのコーヒーにベリー系に近い、ただもっとシンプルに強烈な甘さを感じたことがありますし、エチオピアのコーヒーにネクタリン系の分厚くジューシーな食感を感じるほどの濃厚な甘さを経験したこと(カプチーノにしたらミルクの香りも合わさってほとんどバナナミルクでした)もあります。

また普段から自家焙煎して飲んでいますお気に入りのコーヒーは、ちょっと赤味噌っぽいはっきりと華やかな香りと旨味の濃いコーヒーです。

あまりコーヒーになじみのない、あるいは味を気にして飲んでいなかった方からすれば、おおよそコーヒーの話とは思えない不思議な話ですね。

しかし近年のスペシャルティコーヒー業界の世界的な広がりによって、そんなコーヒーらしからぬ新たなコーヒーが産まれ、飲めるようになってきています。

最近の上質なコーヒーは、苦さと酸味だけではない魅力があります。
ぜひ一度スペシャルティコーヒー専門のお店に足を運び、苦さと酸味が気にならないくらい個性豊かなコーヒーに出会うことで、コーヒーに対する見方、味わい方が一変する体験をして欲しいなあ、と私は常々考えています。楽しい体験になること請け合いです!

【コーヒーダイエットの注意点】

コーヒーには多くの魅力があり、コーヒーダイエットとして、健康的なダイエットに役立ってくれることを今まで紹介して来ました。

しかし、コーヒーの1日の摂取目安量は3~4杯というデータもあるように、摂取する量が多すぎると健康効果をもたらすはずの成分が逆に心身へのダメージとなってしまいます。何事もやりすぎは反動が来るものですから、正しい知識を得て、効果的で健康に良いダイエットを実現しましょう!

コーヒーの作用、副作用に気をつけて

コーヒーの覚醒・興奮作用が良い働きをすることについては今まで説明した通り、抗酸化作用、脂肪燃焼の促進、代謝アップ等々の効果が期待できます。

しかし、カフェインの過剰摂取をはじめとして、その作用が行き過ぎたものになってしまうと、不眠、動悸、不安感、手の震え、軽度の精神依存といった副作用として、覚醒・興奮作用が発揮されてしまいます。

これらは1日に5~10杯といった大量のコーヒーの摂取や、他の食品、サプリメントも含めて0.5g~1gのカフェインを摂取したときに発生するかもしれない副作用です。

コーヒー豆に含まれるカフェインの含有量は1%程度なので、0.5g~1gのカフェインは、50~100gのコーヒー豆に含まれるカフェインの量ということになります。しかし、実際にはすべてのカフェインを抽出できる訳ではないので、カップ一杯(150ml)に50~120mg,平均100mg程度が含まれると捉えて下さい。

カフェインはチョコレートやエナジードリンクなどにも含まれていますので、知らないうちにカフェインを多く摂りすぎてしまわないよう、それぞれの栄養成分表示に気を配ってみてください。

そもそもコーヒーの飲用に注意が必要な人がいる?

コーヒーの飲用は、体質や状況に応じて特に気をつけなければならない場合がありますので、紹介いたします。

まずは妊産婦の方、妊娠初期にカフェインを摂りすぎることで、流産のリスクが高まることが報告されています。

ただしこの場合、コーヒーを1日2~3杯まで、カフェインにして200~300mg以内なら一切飲まない場合とリスクは変わらないそうです。
コーヒーのリラックス効果、代謝の増加が役立つこともあり、特に妊娠初期には気を付けて取り入れる必要はありますが、絶対に飲んではいけないという程ではありません。

そして病気に関係したところでは、胃炎治療中の方、パニック症候群の方、抗うつ薬を使用している方は、カフェインが病状に影響する可能性があります。
コーヒーを飲みたい場合は、医師の相談を受け、その範囲で楽しみましょう。カフェインレスコーヒーならOKという話も耳にしますので、コーヒーを諦めていた方は、もしかするとまたコーヒーが楽しめるようになるかもしれません。

また、子どもにコーヒーを与えることについて、抵抗がある方は多いのではないでしょうか。
カフェインの作用で眠りにくくなることは心配されますので、飲む時間には注意する必要がありますが、本来コーヒーやカフェインが大人よりも、子どもにとって特別悪い作用をもたらすことはありません。これは一般的な薬と同様で、大人よりも体が小さい分、同じ量でも強く影響を受けてしまうという話です。子どもの成長に合わせて、大人の1/2~1/3位を目安に飲用することについては、今まで紹介した健康効果も同様に期待できます。

ストレスの軽減や頭を冴えさせる働きが、子どもにとって助けになることもあるでしょうし、大人と一緒に楽しみを共有する楽しさもあるでしょう。適切な量とタイミングを見計らった上で、興味があれば心配せずに与えてみるのも良いですね。

【コーヒーダイエットについてのまとめ】

コーヒーダイエットは、適切な運動と食習慣といった基本的なダイエットにコーヒーを加えることで様々な健康効果がダイエットに役立ち、またおいしいコーヒーを楽しむことができる健康的なダイエットです。

・クロロゲン酸とカフェインがポイント!

・昼食、夕食後と運動、入浴の30分前、1日3~4杯の浅煎りホットコーヒーがオススメ

・砂糖、フレッシュは避け、ぜひブラックでもおいしく飲めるコーヒーを探してみましょう

「健康に良い」とまで言われるようになったコーヒー。その効果は覚醒・興奮作用をはじめとして心身にはっきりと表れる分、飲み過ぎによるリスクもまた確かに存在します。正しく理解して、健康的なコーヒーダイエットを心掛けましょう。

近年のコーヒーはめきめきとその品質を上げ、苦さや酸味だけでは説明できない魅力にあふれる飲み物になりました。
気軽に楽しめるインスタント、コンビニコーヒーから、こだわりのスペシャルティコーヒーまで、コーヒーダイエットのためのコーヒー選びを通して、それぞれのおいしさを楽しんでみましょう!

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フレンネ

フレンネ

SCAJ認定コーヒーマイスターの、副業マルチタレント・コーヒーマン。
広く深く、様々な楽しみを提案いたします!
小一種教員免許、AEAJアロマテラピー検定1・2級等々、資格も色々なプロの趣味人です。
ここのところ燻製とビスマス人工結晶作りがマイブーム。
https://otherworldlycafe.com/(右の家マークから飛べます↘︎)

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