【ハゲるの…?】朝シャンはデメリットばかり はげない洗い方、湯シャンについて解説!

「仕事で帰りが遅くなりお風呂に入る気力がない、もう一層朝シャンで済ませちゃおう…!」
「寝癖直しも簡単だし朝シャンの方が楽」
そう思っている人は要注意!
朝シャンが知らぬ間にアナタの髪や頭皮にダメージを与えているかもしれません…。
今回は朝シャンにまつわる謎やデメリットを解説します!
朝シャンのデメリット
『朝シャン』=朝のシャンプー
これは1980年代に流行語大賞にもなった言葉で文字通り、朝にシャンプーをすること。
一歩間違えると「薄毛」や「抜け毛」といったハゲる原因になるとも言われています。
そのように言われるようになった理由は、朝シャンにはデメリットが非常に多いからです。
「私は大丈夫!」なんて油断していると、以下のような状態になりかねません。
- 髪にハリやコシがなくなる
- くせ毛やうねりが悪化する
- ダメージで髪がパサつく
- 髪が広がってしまう
最近、髪の状態が良くない…!いくつか心当たりがあるという方はいませんか?
特に朝シャンをするようになってから、髪の状態が悪くなった!という方は注意が必要です。
朝シャンをしている方は、こんな状態になっていませんか?以下に紹介するデメリットを今すぐ確認してみてください!
■そそぎ残し~慌てがちな朝は時短になりやすい~
どうしても朝は忙しく慌ててしまう方が多く、シャンプーも時短になりやすいです。
シャンプーをつけて髪を洗ったあとのすすぎが疎かになり、シャンプー剤が髪や頭皮に残りやすいのです。
そうなると、シャンプーに配合されている添加物が、髪へのダメージに繋がるだけでなく、頭皮や毛穴を痛める原因にもなってしまうため、朝シャンは悪いと言われることが多いのです。
■朝は『毛穴』が開きやすい
就寝中の頭皮は、髪の補修作業をしたり汗をかきます。そのため朝は、毛穴が開きやすい状態になっています。
その状態でシャンプーをしてしまうと、毛穴にシャンプー剤が入り込んでしまい、毛穴のダメージに繋がります。
■前日の汚れを一晩持ち越してしまう
夜にシャンプーをしないので、前日の汚れを一晩持ち越してしまうことになります。夜22時~2時は、成長ホルモンが最も多く分泌されるゴールデンタイムと言われています。
この時間にはなるべく、頭皮を清潔な状態にして就寝することが頭皮のための理想的なサイクルです。
夜にシャンプーをせずに寝てしまうと、この一番重要なゴールデンタイムに、頭皮が汚れたままになってしまうというデメリットがあります。
■枕に『雑菌』が繁殖しやすくなる
前日の汚れを落とさずにそのまま就寝してしまうと、落とされてなかった皮脂や汚れが枕について雑菌の繁殖に繋がります。枕が雑菌だらけになり、頭皮の状態が悪くなるというデメリットがあります。
■『紫外線』を浴びやすくなる
また私達の頭皮は、『皮脂膜』という汗や皮脂が混ざり合った膜で覆われています。
この皮脂膜には、紫外線から頭皮を守る役割があります。ただシャンプーをしてしまうと、一旦落ちてしまい6時間ほどするとまた再生されるという特徴があります。
夜にシャンプーをする場合には問題はないのですが、朝シャンの場合はシャンプーをしてすぐに外出するため濡れたままの状態になりやすく、紫外線をダイレクトに受けてしまうため、髪のキューティクルが傷みやすくなるといったデメリットがあります。
朝シャン・夜シャン両方派は要注意!
「夜シャン朝シャン両方」など一日2回シャンプーをしていると頭皮の皮脂を落とし過ぎてしまい様々なトラブルの原因につながってしまいます。
髪に潤いを与える役割もある皮脂を落とし過ぎると、以下のような症状が起きてきます。
今はなんの症状もないという方も、必ず確認しておきましょう。
-
- 頭皮の乾燥…頭皮から髪に栄養が行きわたらなくなる
- 頭皮が皮脂を過剰分泌…毛穴の詰まり、炎症、かゆみ、臭いの原因に
- 紫外線や菌からの刺激をダイレクトに受けてしまう…髪のキューティクルが傷つく
このような症状になる前に注意しておきましょう。
また皮脂の落とし過ぎによるトラブルを防ぐために、シャンプーをする際に気を付けておきたいポイントをまとめました。
<シャンプーをする時のポイント>
- シャンプーは、直接頭皮につけるのではなく必ず泡立ててから
- すすぎはシャンプーの二倍時間をかける(しっかりすすぐ)
- タオルドライで水気をしっかり拭き取ってから、ドライヤーを充てること
この三つのポイントを抑えて、丁寧にシャンプーをするように心掛けてくださいね。
髪質に悩む人は夜シャンの方が◎!
朝シャンをしている方で、以下のような悩みがある方、一つでも当てはまる方は、この機会に「夜シャン」に切り替えをおすすめします。
- くせ毛やうねりといった髪質に悩んでいる方
- パーマやカラーを繰り返して、髪のダメージが蓄積している方
- 軟毛の方で、ハリやコシが無くなってきたなと感じている方
いかがですか?髪の状態をみてください。
夜シャンに切り替えた方が良い理由も、以下に紹介していくので確認いしてくださいね。
<夜シャンをオススメする理由>
『髪の栄養』が頭皮から送られるためです。
朝シャンをしていると、どうしてもすすぎが不十分になりやすく毛穴にシャンプー剤が残こったり、一日の汚れを落とさずに就寝してしまうことで頭皮の状態が悪くなってしまうからです。
頭皮の状態が悪くなると、健康な髪は育ちません。
そうなると地肌が乾燥したり、頭皮の状態が悪くなるため、髪に必要な栄養素が十分に行きわたらなくなってしまう恐れがあるからです。
それでも朝シャンがしたい!
朝も夜もシャンプー剤を使ってしまうと、洗いすぎになってしまう…ということは分かりましたね。
それでも、朝シャンプーをしたい…!そんな方もいるでしょう。
確かに朝シャンをすると、以下のようなメリットがあります。
■寝汗を洗い流せる
人は、寝ている間にコップ一杯分の汗をかくといわれています。
これだけの汗をかくと、どうしても臭いやベタつきが気になる方も多いと思います。また一度ついてしまった汗の臭いは、なかなか簡単にはとれません。そうした臭いやベタつきを朝シャンをすることで、一気に解消してくれるというメリットがあります。
また寝汗の嫌な臭いに替わって、シャンプーや石鹸の良い香りをまとうことができ、臭いの問題も解消してくれます。朝シャンをする方は、外出前にすることが多く、お出掛けの時も気持ちよく出掛けられるというメリットがあります。
■寝癖を直せる
また朝シャンをすることで、寝ている間についてしまった寝ぐせを直すことができます。
特に頑固な寝ぐせの場合は、わざわざドライヤーを使ったり整髪剤で直そうとすると時間がかかります。そんな時は、朝シャンをするだけで簡単に直ことができるので時間短縮にも繋がります。
■血行が良くなる
また朝シャンをすると、血行が良くなるという効果があります。どうしても朝の起きたばかりの体は、血行の流れがスムーズとは言えない状態にあります。そうした場合に、朝シャンをすることで体が温まるため「血行」が良くなるのです。
■気分がスッキリする
また寝起きの体は、活動を始める前の状態です。特に低血圧の方は活動時間に入るまでが長く感じられ、朝は辛いという方も多いと思います。そんな時は朝シャンをすることで、頭皮に刺激を与えましょう。そうすると副交感神経が優位な状態から、交感神経が優位な状態に切り替わるため、目が覚めるだけでなく、頭をスッキリとさせてくれるので活動しやすくなるというメリットがあります。
朝が苦手な方には、目を覚まさせる方法としてもメリットがあります。
⇒もしどうしても朝にシャンプーをした方は、これらのメリットを活かす方法として朝は、お湯だけで洗う=『湯シャン』にすること、シャンプー剤を使うのは夜だけにするといったやり方がオススメです。
これでハゲない? 湯シャンのススメ
『朝シャン』をする「デメリット」「メリット」がそれぞれ分かったと思います。それでは、ここで先ほど紹介した『湯シャン』について詳しくみていきましょう。
湯シャンとは、お湯だけで洗い流すこと。
お湯だけで汚れが落ちるの?と不安に思う方もいるかもしれませんが、やり方を間違えなければ汚れを綺麗に落とすことは十分可能です。シャンプー剤を使わずにお湯だけで洗い流すので、
- 毛穴に薬剤が入らない⇒頭皮を清潔に保つことが可能
- そそぎ残しの心配がない⇒頭皮に汚れが溜らない
- 必要な皮脂まで落とし過ぎない⇒紫外線対策や頭皮ケアにも繋がる
といった朝シャンのデメリットを回避することができます!朝シャンが必ずしもダメ、というわけでなく正しいやり方をマスターすることが大切です。それでは、具体的な湯シャンのやり方をみていきましょう。
<湯シャンのやり方>
①洗う前に髪を丁寧にブラッシング
②ぬるま湯でしっかり洗う…指の腹をつかって頭皮の汚れを落とすことがポイント!
③トリートメントをして髪をケアする…地肌につかないように注意する
④トリートメントをしっかり流す
⑤タオルドライ…しっかり水気を拭き取りましょう
⑥ドライヤーでしっかり乾かす…長時間充てすぎには注意
このように朝シャン⇒に湯シャン切り替えるだけで、朝シャンのデメリットを回避することが出来ます。薄毛や抜け毛、はげるなんて言われている朝シャンですが、湯シャンに切り替えることでメリットを生かす事は可能です。
まとめ
いかがでしたか?
朝シャンには、デメリット・メリットがあることが分かりましたね。
夜のシャンプーには、頭皮の理想のサイクルがあることや、綺麗な髪をつくるためのゴールデンタイムがあるので注意することが大切です。
どうしても朝シャンをする場合は、湯シャンに切り替えること、シャンプー剤が毛穴に残らないようにしっかりすすぎをすることでデメリットを回避することは可能です。
まずは、今の髪の毛や頭皮の状態を見た上で判断してみてくださいね。
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